DERMED

蘭の開花やリンゴの果実の成長を促すなど、CTP（6-ベンジルアミノプリン）は植物細胞を元気にする働きがあり、農業の分野で広く使われていた美容成分です。

1990年に、三省製薬の研究員が白髪防止剤の候補として研究していた約500種類もの素材の中から、優れた育毛効果があることを発見。植物の成長を促すのと同様に、髪の成長をつかさどる細胞にも直接働きかけ、発毛を促進するちからがあることを突きとめました。その後、育毛剤への応用を見すえて開発をスタート、1995年に厚生省（当時）から有効成分として承認されました。

有効成分として承認を受けて、約20年。CTP（6-ベンジルアミノプリン）は、脱毛の治療にも役立てられてきました。以前は、男性特有のものとされていた抜け毛や薄毛のお悩みが、最近では大人の女性にも増加。抜け毛によるボリュームダウンや、髪が細くやせることによる地肌の露出に悩む声も多く、CTP（6-ベンジルアミノプリン）のちからが活かされています。実際、臨床試験においても、継続使用で抜け毛を予防し、太く、しっかりとした髪を育むちからがあることが認められており、多くの育毛剤に採用されています。

発毛の鍵をにぎっていた
女性ホルモンの存在

女性の髪の太さは、30代をピークに徐々にやせていく傾向にあります。その背景にあるのが、年齢とともに低下する女性ホルモンの分泌量。女性ホルモンには様々な役割がありますが、髪とも密接に関係しています。出産や更年期を経てホルモンの量が減ると、発毛を促す「BMP」という物質も減少し、しっかりとした髪が生えにくくなります。その結果、細くコシのない髪が増え、抜け毛が増えたり、髪全体が薄くなったりするのです。

女性ホルモンの量の低下で
減少する「BMP」の産生を促進

毛根には、髪を生み育てる母なる細胞「毛母細胞」があります。BMPは通常この毛母細胞に働きかけ、発毛を促進。しかし、年齢とともにその量が減ると、当然髪の成長も滞り、抜け毛や薄毛に発展します。育毛成分CTP（6-ベンジルアミノプリン）は、年齢とともに減少するBMPの産生を高め、抜け毛も抑制。発毛促進と脱毛予防を同時におこなうことで、太く、しっかりとした女性の髪を育むちからを強力にサポートします。

実験01発毛を指令する
BMPの産生促進

髪を生み出す毛母細胞の
活性を強力サポート

毛母細胞に発毛を促すBMPをつくり出すのが、毛根の核にある毛乳頭細胞です。ヒト毛乳頭細胞の培養液にCTP（6-ベンジルアミノプリン）を添加すると、BMPの産生量が135％に増加。その分、毛母細胞がより活性化し、発毛促進力を高めることにつながります。

実験02毛の成長を促進

毛根から太く、しっかりとした
毛を育て、成長を促進

毛根を含む髪の根元を取り囲む組織「毛包器官」を取り出し、成分の育毛効果を比較した実験。CTP（6-ベンジルアミノプリン）を毛包に添加すると、毛の成長スピードが通常よりもアップ。また毛そのものが太く、しっかりと成長していることがわかります。

モニター調査CTP配合
育毛剤の効果

ご使用いただいた方の84%が
約3ヶ月（2本使用後）で
抜け毛の減少を実感！

髪のお悩みを抱えるモニター約700名の方に、CTP（6-ベンジルアミノプリン）を配合した育毛剤を継続使用していただいたところ、84％の方が「抜け毛が減った」と回答。また86％の方に「毛髪自体がしっかりとしてきた」と回答いただいています。さらに、1年以上（8本使用後）のご使用で、これらの育毛効果を感じることができたと回答した方がそれぞれ91％に増加。多くの方に満足度の高い効果を実感いただいています。