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HISTORYヒストリー

130年以上の歴史が培った確かな力。

明治20年

「陣内三省堂薬局」が開業

地域に根ざした薬局が
歴史の原点に

三省製薬さんしょうせいやくの前身となる「陣内三省堂薬局」は、激動の明治時代に誕生しました。

家伝の漢方処方にもとづき薬を製造していた創業者・陣内龍一は、明治政府が進めていた“医薬分業”をいち早く取り入れることに。医薬の分野に尽力することで、医師による診療をまだ気軽には受けられなかった庶民にも、漢方薬や医薬品が行き届くように考えたのです。

地域に根ざした薬局で、みなさまの健康を支え続けました。

1960

昭和35年

「三省製薬株式会社」の創業

美容成分のパイオニアとしての
第一歩

戦後、陣内三省堂薬局の製薬部門を独立させて、新たに誕生したのが現在の「三省製薬株式会社」です。

当時から特に力を入れていたのが、皮膚科領域の薬の開発。肝斑の治療に使われていたプラセンタエキスに着目し、医薬品の塗り薬として“シミ治療外用剤”の開発に日本ではじめて成功しました。

その後、薬事法の改正によりプラセンタエキス配合クリームは医薬品から医薬部外品へと分類が変更されました。そのおかげで病院や薬局以外での取り扱いが認められ、多くの女性が手にとることができるようになりました。

三省製薬という社名のとおり、医薬品で培った技術力が、化粧品づくりに活かされているのです。

1988

昭和63年

国内初「美白」化粧品発売

日本に
「美白」という概念を創る

私たち三省製薬が開発した「コウジ酸」が日本で初めて医薬部外品の美白有効成分として承認を獲得。これにより医薬部外品に「美白」という概念が誕生しました。

「コウジ酸」の開発は、研究者たちが「酒造りをおこなう杜氏の手は白く美しい」という言い伝えに着目したことがきっかけでした。研究を重ねた結果、仕込みの過程で使われる「麹菌」がつくり出す「コウジ酸」に、美白作用があることを突き止めたのです。

その後13年かけて安全性と有効性を実証。1988年にようやく研究・開発が実を結び、世界初となるコウジ酸配合クリームを発売。日本の「美白」化粧品の幕開けとなったのです。

1993

平成5年

化粧品ブランド「デルメッド」設立

美容成分にこだわった
独自の化粧品を

自分らしく、ありのままに美しく、年齢を重ねていきたい。そう願う女性の気持ちに美容成分の力で応えるため、私たちはオリジナル化粧品ブランド「デルメッド」を設立しました。

当時の基本のスキンケアには、開発に成功したばかりのシワ対策のための新成分を採用。さらには、洗顔から美容液まで、一連のお手入れで肌悩みをケアできるようベストな処方にこだわり、「基本のスキンケア」を完成させました。

美容成分の開発から化粧品への配合、さらには製造までの工程を一貫して行える強みを活かして、いつからでも、いつまでも本当に満足できる商品をお届けする、大人の女性のための化粧品ブランド「デルメッド」の歴史は、ここからはじまりました。

2008

平成20年

ローズマリー由来の成分配合の美肌クリーム発売

化粧品づくりに
想いを込めて

「デルメッド」設立から15年。数々のアイテムを世に送り出してきた私たちは、この年、ハリと潤いのクリーム「リンクル クリーム」を発売しました。

数年前からハリ不足やたるみをケアする美容成分の開発に乗り出し、研究員は“若返りのハーブ”といわれるローズマリーに着目。ハリや弾力に有用な美容成分を高濃度で抽出するのは難しいとされていましたが、条件を細かく変化させながら丹念に試作を繰り返すことで、ハリ・弾力に働きかける美肌成分「セラムバイタル」の開発に成功しました。

これは1,000gのローズマリーの葉から僅か1gしか抽出できない非常に希少なものです。この美容成分の力をみなさまにベストな状態でお届けするために、成分開発から製品化するまでの全行程において、最新の技術や細やかな作業にこだわった化粧品づくりを心掛けてまいりました。私たち三省製薬はお客さまの肌のお悩みと常に向き合い、デルメッドの1つひとつの製品に想いを込めて送り出しています。

2013

平成25年

より女性の薄毛・抜け毛の悩みに応える育毛剤へ

挑戦を続けるなかで
新たな一歩を

女性用の育毛剤を、いち早く世に送り出した三省製薬。商品誕生のきっかけは、白髪防止成分の開発をめざしたことでした。

大人の髪のお悩みに応えるという使命のもと、500種類にのぼる美容成分の素材と片っ端から向き合った研究員。先入観を取り払い、本来は研究候補とならない意外な素材にまで対象を広げることで、農業分野で植物の成長促進に広く使われている「CTP(シーティーピー):6−ベンジルアミノプリン」に育毛効果を見出しました。

この高い効果に着目し、独自の美容成分「育毛成分 CTP」を開発、1995年に厚生省(当時)の承認を受けました。その後の研究で、女性ホルモンの減少による薄毛・抜け毛にアプローチする働きがあることも判明したことから、女性用育毛剤を発売。さらに、女性の薄毛の原因に関する研究を進めることで新成分「ホップ抽出液」の開発にも成功。2013年、これまで以上に女性の髪のお悩みに応える育毛ケア「ヘアエッセンス」を発売いたしました。

私たちは常に発売後の商品もさらによりよい商品にできないかと考え、常識や過去の研究成果、先入観にとらわれることなく研究を重ねることで、新たな一歩を踏み出してきました。これからも、美容成分の力をみなさまにお届けするために、挑戦し続けてまいります。

2015

平成27年

「成分開発型・本格エイジングケア」のデルメッドへ

女性の願いに応える、
さらなる進化を

私たち三省製薬は、いつまでも美しくありたいと願う女性に寄り添い、「よりよい成分 よりよい化粧品」の信念のもと、開発を続けてまいりました。

これまで培ってきたノウハウを活かし、ついに、コラーゲン分解の原因に先まわりする「美肌成分 STミロバラン」と、メラニン生成を段階的にブロックする「複合成分 ピュールブランW」の同時配合に成功。2015年秋、切実な女性の肌悩みに応えるべく、基本のお手入れでハリもシミも一緒にケアできる「プレミアム シリーズ」を発売しました。

「日本の美白を作った会社の化粧品」デルメッドとしてさらなる価値を追求することで、肌と髪のさまざまなお悩みにお応えするためのアイテムを、みなさまにお届けしてまいりました。

2017

平成29年

デルメッド史上最高峰のエイジングケアクリーム誕生

培ってきたノウハウの
集大成として

「デルメッド」が誕生してから約25年。変わらず挑戦し続けるなかで、私たち三省製薬は大きな一歩を踏み出しました。

2017年3月、さまざまな肌悩みをまとめてお手入れできる、8つの美容成分を贅沢に配合した本格エイジングケア「プレミアム クリーム No.1」を発売。これまで培ってきた研究・開発の総力を集結することで、困難だった、美白のための成分「コウジ酸」とハリ不足に働きかける美肌成分「セラムバイタル」の同時配合を実現。さらに使用感にもこだわり、するっとなめらかに肌になじむクリームに仕上げました。

このデルメッド史上最高峰のエイジングケアクリームをお届けすることで、私たちはこれからも、美を追求するみなさまの毎日を応援してまいります。

2021

令和3年

「デルメッド ものづくり宣言」策定

未来へ向けた
新たな取り組みを推進

2021年3月、私たちは未来を見据えた新しい取り組みとして、「デルメッド ものづくり宣言」を策定しました。これまでの厳しい品質基準に、エコ・エシカル・サステナブル・ダイバーシティの考えを取り入れ、新時代のものづくりへと進化させていきます。

具体的には、「原料・処方開発」において“トレーサビリティ確保”、“環境負荷低減”、“児童就労・労働搾取なし”、“石油由来原料の削減”に、「容器開発」において“環境配慮型容器への切り替え”と“環境負荷低減”に取り組みます。

さらに、2021年9月にはブランドロゴを刷新。「宣言」に込めた思いを包含し、時代に合致したシンプルで普遍的なデザインへと生まれ変わりました。

大切な未来に向けて。私たちは進化を続けてまいります。

肌から人生を楽しく デルメッド DERMED