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| 漢字で「甘い草」と表される甘草。その名の通り、根や茎に含まれる成分に砂糖の数十倍もの甘味があり、天然の甘味料と言われています。一方、抗炎症作用や解毒作用などの優れた薬効もあるため、医薬品としても多く用いられ、日本においては、漢方薬のひとつとして知られています。薬としての利用は古くから世界各地で行われており、このことは紀元前につくられたハムラビ法典や、医学の父ヒポクラテスの著書などに記述が残されています。こうして医薬品として使われてきた甘草ですが、より生活に身近な民間療法に用いられてきたという歴史もあります。 |
その用法は、ハーブティーや自家製のど飴などさまざまですが、そのひとつとして、アメリカの家庭でつくられてきた咳止め用の飲み物があります。つくり方や材料は各家庭によって異なりますが、基本的には甘草をはじめとしたハーブをふんだんに使用してつくられます。できあがったものは、咳を鎮めるためだけではなく、ハーブ飲料としても飲まれるようになっていったようです。この飲み物は、やがて「ルートビア(ROOT BEER)」という名の炭酸飲料として店頭に並ぶようになりました。今では手軽に楽しめる嗜好品として、さまざまな銘柄が発売されています。 |

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