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成分開発秘話 2 「キンギンカ抽出液」の実力に迫る

素材開発部 横田紗綾 研究員 紫外線を完全に防ぐのは困難です。それならば「日焼け」にしない成分ができないか、そんな思いで開発をスタートさせました。

数ある素材のなかから、炎症を抑える成分を探し求めて。
今回の新成分開発の出発点は、コウジ酸の美白作用メカニズムのひとつに着目したことでした。現在、シミのメカニズムとして、紫外線を浴びると複数の反応が連鎖的に起こり、炎症から日焼け、そしてシミへと進行することがわかっています。そのなかで私たちが目をつけたのは、シミができる前にお肌で起こる炎症。シミのメカニズムのなかでも初期の段階でシミをつくる指令をストップすることで、より高い効果が得られるのではないかと考えたためです。この考えにもとづき、紫外線を浴びても「日焼け」にしない成分という、これまでにないテーマのもと、開発をスタートさせました。
まずはシミの原因となる炎症を引き起こす物質NF-κB(エヌエフカッパービー)の働きを抑える成分を調べました。無数にある素材をひとつひとつ試験し、たどりついたのがキンギンカ抽出液です。得られたデータは高い効果を示し〈図1〉、新たな抗炎症成分の開発に向けて大きな手応えを感じました。

キンギンカ抽出液のNF-κB活性化抑制作用

化粧品として心地よく使用できるよう成分そのものの美しさを追求。
高い抗炎症効果がみられたキンギンカ抽出液ですが、開発当初は色が濃く濁りの多い、化粧品に入れる成分としては問題の多いものでした〈写真1〉。
化粧品には美白成分や保湿成分など、複数の有用成分が配合されています。そのため、色や濁りが強い成分をいくつも混ぜていくと、製品になったときに肌につけるには抵抗を感じる見た目になってしまいます。お客さまに心地よく使っていただくためにも、効果はそのままに色や濁りを抑えるあらゆる製造方法を試しました。その結果、高い抗炎症力を保った美しい抽出液を完成させることができました。

精製過程における色・濁りの変化

大人肌を悩ますシミの原因を防ぐ高い抗炎症力を実現するために。
キンギンカ抽出液の働きを詳しく調べたところ、シミの原因となる炎症において3ヶ所でストップをかけることがわかりました〈図2〉。シミに限らず体内の反応は、対応が遅くなるほど反応が広範囲にひろがり、進行を止めることが難しくなります。キンギンカ抽出液は、炎症の早い段階で複数の場所に働きかけます。さらにこの抗炎症効果はお肌でも実証され、これにより自信をもってご紹介できる成分ができたと確信することができました。

炎症抑制のメカニズム

肌での炎症への効果

三省製薬 独自の成分力
「日焼け」にしないという新しい発想から生まれた「キンギンカ抽出液」。この独自の成分をたっぷり配合したのが、赤み・炎症ケアです。炎症をケアして日焼けしにくい肌に整えるインナープロテクト ジェルと、成分の力を届けながらSPF50+・PA++++の防御力で強い紫外線から肌を守るアウタープロテクト ミルク。紫外線ダメージを寄せつけず大人肌をしっかり守ります。

UVダメージケア成分「キンギンカ抽出液」配合 デルメッド 赤み・炎症ケア