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美しい素肌づくりに役立つ知識を、皮膚科専門医の先生に教えていただきました。 |
みなさんが普段「お肌」と呼び、スキンケアをしているのは、主に皮膚の表面にある「表皮」という部分です。その表皮のいちばん外側で直に空気にさらされているのが「角質層」です。 |
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| 0.02ミリと紙よりも薄くラップフィルムほどの厚さですが、この薄い層こそが雑菌や紫外線などの有害物質が体内に侵入するのを阻んでいます。また、体内の水分量が一定に保たれているのも、角質層が壁となり、水分の流出を防いでいるためです(図1参照)。こうした働きを、角質層のバリア機能といいます。健康な角質層は皮脂膜で覆われ、NMF(天然保湿因子)や細胞間脂質といった水分と油分がバランスよく存在しています。このバランスが崩れるとバリア機能が低下し、お肌が乾いたり、肌あれが起こりやすくなります(図2参照)。つまり角質層をすこやかにすることが、美しいお肌を保つことになるのです。 |
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ウイルスなどの侵入や、体内の水分の流出を簡単には許さない角質層ですが、こすったり、引っ掻いたりなどの物理的な刺激には弱く、傷つきやすい性質があります。傷や炎症があると、お肌は早く新しい角質細胞をつくろうとしますが、大急ぎでつくられた角質細胞は未熟で、十分成長しきれていません。そのため本来のバリア機能を果たせず、ダメージや刺激に敏感になり、使い慣れた化粧品ですらしみることがあります。 |
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| また、お肌がごわついて粉を吹いたりくすんでいるときも、バリア機能の低下が疑われます。これは古い角質がたまり、保湿成分のバランスが崩れてお肌が乾燥している状態です。バリア機能を正常に保つためには、お肌に余計な摩擦を与えないことが大切です。洗顔の際はしっかり泡立てをして、汚れだけを落とすようやさしく洗いましょう。さらに角質層の水分と油分をバランスよく保つため、化粧水やクリームなどで保湿することも大切。角質層に潤いを届けて、すこやかに保ちましょう。また紫外線が最も強いこの季節は、日焼けにも注意が必要です。UVケアはもちろん、お肌が赤く焼けたときには早めに冷やして炎症を悪化させないように。すこやかなお肌を守るために、ぜひお気づかいください。 |
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きれいの皮膚学 















